【オンライン読書会】2025年2月ゆる読書会【開催報告】

2025年2月は推し本紹介が2回と、テーマ「輝け!私の新書大賞!」「マイベスト小説」、課題本「プロジェクト・へイル・メアリー」の、合計5回の読書会を開催しました。
みなさんからの紹介本、いただいたコメントを紹介します。
Contents

ご参加ありがとうございました!
2/9(日)10:00〜テーマ:輝け!わたしの新書大賞!(ファシリ:emi)

新書って、表紙が地味だったりタイトルが似通っていたりして、これぞ!というものを選びにくいかも、と企画した回。表紙は不親切に見えても、専門家が初心者にドアを開けて専門世界を見せてくれるようなもの。ジャンルの広さといい、知的刺激といい、喚起される好奇心といい(手に取りやすい価格帯といい)、もっといろんな推しに出会いたい。
紹介本一覧
高階 秀爾/名画を見る眼
岸見一郎 /アドラーに学ぶ 人はなぜ働くのか
櫻井 芳雄/まちがえる脳
参加者のご感想

新書は内容の幅も広いし、小説と比べるとあまりネタバレを気にせず話せるのが良かったです。

新書をテーマにした読書会は珍しいので、ぜひ第2弾を開催してほしい。読書会の中でげんださんが触れていたようにネタバレを気にせず、内容に踏み込んで話せるのが良いと感じた。むしろ、新書の場合、いきなり結論から話したほうが興味を持ってもらいやすいのではないかと思った。新書好きはけっこういると思うので、他の方のおすすめ新書の話も聞きたい。
2/15(土)21:30~テーマ:マイベスト小説|mii

マイベスト小説ということで、過去読んだことのある膨大な量の小説を振り返ってどれにするか、とても悩んだと三人で共感しあいました。それぞれ一冊ずつベスト小説を紹介し終わった後、次点は何だったのかあれこれタイトルを出しながら紹介しあったのも楽しかったです。
紹介本一覧
カーレド・ホッセイニ/君のためなら千回でも
森絵都/つきのふね
東野圭吾/悪意
参加者のご感想

初参加だったが、とてもリラックスした雰囲気で話がしやすく、他の方の本の紹介も興味深かった。ありがとうございました。また参加させていただきます。

初参加だったが、とてもリラックスした雰囲気で話がしやすく、他の方の本の紹介も興味深かった。ありがとうございました。また参加させていただきます。
2/19(水)10:00~推し本紹介(ファシリ:げんだ)

どの本も刺さる部分があり、紹介を興味深く拝聴していました。中でも面白かったのは「友だち関係で悩んだときに役立つ本を紹介します。」の中から出てきた「友達という言葉の辞書的な意味について」というトピック。年代によって友達という言葉の意味が変わっていくことに気付かされました。
紹介本一覧
三宅香帆/なぜ働いていると本が読めなくなるのか
熊谷はるか/JK、インドで常識ぶっ壊される
河出書房新社 編/友だち関係で悩んだときに役立つ本を紹介します。
伊与原新/藍を継ぐ海
齋藤孝/ふわふわとちくちく
参加者のご感想

いろいろな分野の本が紹介され、参考になりました。本の話から発展して、働き方やワークライフバランスの話も出来ました。また「宙わたる教室」のドラマの話から、原作とテレビドラマとの違い、俳優のキャスティングなど脱線した話も楽しかったです。

それぞれ紹介本のジャンルはバラバラでしたが、皆さんと活発に色んな話ができて楽しかったです。

久しぶりの参加でしたが、おそらく他のメンバーさんはお初ではなく、げんださんも私のことを覚えていてくださったおかげで、安心して楽しむことができました。毎度『もっとうまく話せたらなぁー』と思うことがありますが、それでも参加して良かったと思えました。また読書や読書会の参加への意欲が高まる良い機会でした。

みなさんの様々な推し本紹介、楽しく興味深くお聞きしました!いろいろな場所にいらっしゃる皆さんとつながれる機会はとても貴重で、豊かな時間でした。ありがとうございました!今後も楽しみにしております!
2/21(金)10:00~課題本『プロジェクト・へイル・メアリー』(ファシリ:emi)

ネタバレ不可の苦しみを抱えた同志たちが、遂にタウ・セチに集合!各登場人物への思い入れ、物語の好きな場面、熱く濃くお喋りしました。普段はSFは読まない方も手に取った、というご意見が多かったのも納得のリーダビリティ。一冊の本でいろいろな発見もあり、2時間とは思えない濃密さ。きっと私たちは光速を超えていたに違いない…!
紹介本一覧
アンディ・ウィアー/プロジェクト・へイル・メアリー
参加者のご感想

とにかくみなさんの熱量に圧倒されました!普段本の話を人様とすることが全くないので、とても刺激的でした。参加されたお姉さまたちのインテリジェンスに触れて私も賢くなったような気がしました……気のせいですが……私も皆さんみたいに好きな物のことを順序立てて、わかりやすく、人に伝わるように語れる人になりたい!ととっても思いました!!好きな物の事を語る皆さんの早口と笑顔、最高に素敵でした!!

自分の予定の関係で短時間しか参加出来なかったのですが、短い時間でも他の方のお話が聞けて嬉しかったです。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』はまさに人類の集合知といった作品ですね。学問を横断的に見ることの重要性を痛感しました。登場人物それぞれのしんどさなども話題にのぼり、理解が深まりました。
人物に対して「かわいい」という言葉を使うことの問題意識を他の参加者の方と共有できたのも、とても嬉しい出来事でした。(かわいい、という言葉は曖昧さがあり、下手をすると差別意識につながるような言葉ではないか、という不安をもっているのは自分だけではない、と知れたのが驚きでした)その後、「かわいい」という言葉が各国でどのように使われているか、の話に発展したのも、ゆる読書会らしくて楽しかったです。
読書会開催してくださり、ありがとうございました。
2/27(木)21:30~推し本紹介(ファシリ:もえ)

初めての方が多い会だったが、ゆる読書会らしい雰囲気で進めることができた。久々に推し本紹介の読書会だったが、人のおすすめ本を聞くのはやはり面白いなと思った。
紹介本一覧
千早茜/眠れない夜のために
野中ユリ/ことばの食卓
原田マハ/独立記念日
チェ・テソプ/韓国、男子 その困難さの感情史
参加者のご感想

読書会に参加したのは初めてでしたが、初めて会う方々から本を通じていろいろなお話・お考えを聞くことができ新鮮で勉強になりました。自分で本を選ぶと同じようなものばかりになってしまいますが、本にはいろいろなジャンル・種類があることを改めて感じました。おすすめの本や読んでみたい本を教えていただき、これから読むのが楽しみです。貴重な機会をありがとうございました。

はじめて参加しましたが、リラックスした感じで楽しかったです。個人的には社会学、宗教学、フェミニズム、政治学に興味があるのでゆるい感じで読書会開催して欲しい!

初めてのオンライン読書会でした。場所も立場も違う方たちと本の話ができる一期一会の楽しさがありました。女性だけというのも心理的安全性が保たれてよかったです。また参加してみたいと思いました。知らない本を知れる嬉しさもありました。ファシリテーターのもえさんが会をうまくまわしてくれて色々な話ができました。
次回開催案内
女性対象のオンライン読書会「ゆる読書会」は、毎月さまざまな時間帯で開催しています。開催予定はこちらで。