【オンライン読書会】2023年12月ゆる読書会【開催報告】
2023年12月は推し本紹介が1回と、テーマ「あなたの2023年ベスト3!」、課題本「ハンチバック」の、合計3回の読書会を開催しました。
みなさんからの紹介本、いただいたコメントを紹介します。
Contents
ご参加ありがとうございました!
12月09日(土)21:30〜 あなたの2023年ベスト3!(ファシリ:ミユキ)
沢山読んだ本の中で選ばれたベスト3は、やっぱりその人のお人柄が出ているなと思いました。そして読書会でお勧めされると、次に自分が読んでみたい!となるし、この好きが繋がって広がる読書会っていいなーと改めて思いました。
紹介本一覧
向田邦子/ベスト・エッセイ
ジッド/地の轍
氷室冴子/さようならアルルカン/白い少女たち
西野亮廣/夢と金
白岩玄/プリテンドファーザー
稲垣えみ子/家事か地獄か
喜多川奏/運転者
朝倉秋成/六人の嘘つきな大学生
望月菜南子/1は赤い。そして世界は緑と青でできている
田村淳/超コミュ力
ヨシタケシンスケ/ヨチヨチ父
宮本佳実/感じのよい伝え方
12月13日(水)10:00〜 推し本(ファシリ:げんだ)
どの方にご紹介いただいた本も話したいテーマが盛りだくさん。4人だったのに時間が足りないぐらいの熱い会でした。初めてご参加いただいた方にも積極的にお話しいただけて嬉しかったです。
紹介本一覧
石田 光規/「人それぞれ」がさみしい ――「やさしく・冷たい」人間関係を考える
古内 一絵/百年の子
市川沙央/ハンチバック
ディケンズ/クリスマス・キャロル
参加者のご感想
初めてで緊張しましたが、みなさん優しく話を聞いてくださってとても安心できました。みなさんの本もおもしろそうで、自分だけだと知らなかった本を教えていただけて貴重な時間でした!
いろいろな地域、国に住んでいる方たちといろいろな本について話ができて、楽しかった。私が紹介した本『「ひとそれぞれ」がさみしい』について、様々な意見、感想が出た。日本の社会、人間関係について、活発な議論ができて有意義だった。
12月23日(土)21:30〜 ハンチバック/市川沙央(ファシリ:mii)
それぞれの感想を紹介した後、前半は「主人公転換前と後についてどう思うか」それぞれ様々な意見を出し合い、後半は「お気に入りの気になる一文」から、作品の凄さや社会問題についてなど話が広がりました。特に前半には考えたことのなかった視点もたくさん出てきて、とても充実した会になりました。
課題本
市川沙央/ハンチバック
参加者のご感想
同じ本を語り合えて楽しかったです!それぞれの解釈をお話ししあえて、新たな発見がありました。また本を読み返すのが楽しみです
話題性もある、旬な課題本「ハンチバック」を取り上げていただき、新たな視点や気づきを得ながら、みなさんと語り合えたことがとても嬉しかったです!
周りの読んだ人の感想が「期待ほどじゃなかった」「性的な描写が読んでてきつかった」といったものが多く、作品の内容に踏み込んで話せる雰囲気ではなかったので、今回はいい機会だと思って参加した。参加者の中でも、自分の見方とは違った見方があって新鮮に感じた。特に、終盤のキャバ嬢のシャカさんについては、私は単純に主人公のシャカさんの新作小説だと思っていたが、「転生したシャカさんでは?」という意見もあり、興味深かった。読書会で出た感想や意見を踏まえて、また読み返したくなった。
ハンチバックという小説は様々な角度から語れる作品だと感じました。 ハンチバックの読書会に出て、他の方の意見や感想を聞きたいと思っていたので、参加して良かったです。
次回開催案内
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