【オンライン読書会】2024年10月ゆる読書会【開催報告】
2024年10月は推し本紹介が4回と、課題本「檸檬」、テーマ「イヤミスって、なに?」の、合計6回の読書会を開催しました。
みなさんからの紹介本、いただいたコメントを紹介します。
Contents
ご参加ありがとうございました!
10月09日(水)10:00〜 推し本(ファシリ:げんだ)
4人でゆったりとお話しすることができました。最初にご紹介いただいた「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」では、自分に関係のない知らない世界を知れるという点でやっぱり本はおもしろいという点でみなさん意見が一致していたように感じました。今回もたくさんの新しい発見があっておもしろかったです。
紹介本一覧
三宅 香帆/なぜ働いていると本が読めなくなるのか
吉里恒昭/「ポリヴェーガル理論」がやさしくわかる本
高殿円/上流階級 富久丸百貨店外商部
角野栄子/魔女の宅急便
参加者のご感想
皆さんの本の紹介をうかがって、知らなかったことや世界を知れることが、自分にとって読書の楽しみの1つだと改めて気づけました。皆さんの本の紹介とそれに対する他の方からの感想で、より視点や考えが広がることも楽しかったです。ありがとうございました!
久しぶりの少人数会でしたがそれ故に、本から通じた本以外のいろんな話もゆっくりできました。本を読んで終わりではなく、そこから自分が感じたこと考えたことを人とシェア出来ることで意見や質問をもらえて更に考えが深まったり、色んな新しい気づきが得られるのが読書会の良いところだなぁ〜としみじみ思います。
10月12日(土)21:30〜 推し本(ファシリ:ミユキ)
楽器に関するストーリーが2冊紹介され自然とクラシックや音楽の話に。読書をしていると、まるで音楽が聞くかのように文章や映像が頭の中に流れてくることがあるという話しから音楽と読書の共通性を発見した会となりました。
紹介本一覧
安壇美緒 /ラブカは静かに弓を持つ
M.B.ゴフスタイン/ピアノ調律師
川内有緒/目の見えない白鳥さんとアートを見にいく
けんすう(古川健介)/物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術
ファン・ボルム/ようこそ、ヒュナム洞書店へ
参加者のご感想
夜の落ち着いた時間にじっくり本と本の周辺を話して聞くのがとっても居心地よかったです。
10月21日(月)10:00〜 推し本(ファシリ:mii)
本の話にとどまらず映画やドラマにも話題が移ってわいわいと楽しかったです。個人的に「ハルキストに憧れるけどどうしてもハマれない自分に対する残念感」という話にとても共感しました。
紹介本一覧
吉村昭/雪の花
小川洋子/海
ピアーズ・スティール/ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか
ミン・ジヒョン/私の最高の彼氏とその彼女
参加者のご感想
自己紹介の時に、西の方の出身の人が多いことがわかりました。関西と関東の方言、習慣、文化などの違いについて話して、楽しかったです。紹介された本も短編、心理学の本、江戸時代の話、韓国の小説とバラエティーに富んでいて、興味深かったです。
それぞれの本に興味をもってお互いに話せました。
10月23日(水)10:00〜 檸檬(ファシリ:げんだ)
描写に対する読み解き方が各人によって違っていて、さまざまな読み方があっておもしろかったです。最終的に「これはライフハック本なのでは…?」という結論になったのがゆる読書会ならではだなと感じました。
課題本
梶井基次郎/檸檬
参加者のご感想
前に買って読んでいなかった「檸檬」が課題本のため、参加しました。私は、文章が美しく、散文詩を読んでいるような感じで、さらりと読みました。他の参加者の方は、違う視点、読み方で読んでいました。人によって、読み方、感じ方が違って、面白いなと感じました。深く作品を味わうことが出来ました。
事前予習なしで参加できて、参加者の方々の作品への感じ方や自分の感想に対しての反応が見られて楽しかったです。
自分ひとりで読んでいただけでは気づかなかった読み方を知ることができました。同じ作品でもそれぞれの参加者によって感想や見方が全く違うので、他の方のお話を聞くのが楽しかったです。
全体的な感想のシェアも有意義でしたが、それぞれが気に入った部分や生じた疑問点を皆で話し合ったことで、あまり自分では注意を向けていなかった細部にも注目することができ、面白かったです。
10月27日(日)21:30〜 イヤミスって、なに!?(ファシリ:emi)
読後になんとも言えない後味の悪さと疲労感が残るジャンル、『イヤミス』。そのモヤモヤにはどんな意味が?作者はそこにどんなメッセージを潜ませているのか?ゆるゆると考えながら、みんな揃ってモヤモヤしました。昔の翻訳本から最近話題になった本まで。イヤミスの世界は広い…!
紹介本一覧
シャーリイ・ジャクスン/ずっとお城で暮らしてる
東野 圭吾/殺人の門
呉 勝浩/爆弾
参加者のご感想
少人数でありながら多数の本の紹介があり、読書欲をかきたてられました。また、少人数だからこそ普段より話しやすい雰囲気で楽しめました。
10月31日(木)21:30〜 推し本(ファシリ:もえ)
紹介本一覧
サン=テグジュペリ/星の王子さま
群像編集部/休むヒント。
麻耶雄嵩/神様ゲーム
岸見一郎/エーリッヒ・フロム
参加者のご感想
自分の周りには、本を読む人があまりいないので
本を共有できる場があり楽しいです。
和やかな雰囲気の中で話せたことが良かったです。共通する読書体験があるとわかったとき、皆さんとの距離がぐっと近くなりました。紹介していただいた本、ぜひ読んでみたいと思います。ありがとうございました。
次回開催案内
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