【オンライン読書会】10月7日ゆる読書会【開催報告】

10/7(水)21:30よりオンライン読書会を開催しました。3ヶ月ぶりの開催となりましたが、久しぶりに会うリピーターの方だけでなく初めての方にもご参加いただき、満席で開催することができました。それぞれご紹介頂いた本の話から、別の方から「そういえば似たようなものでこんな本が・・・」とまた別の本を紹介いただいたり、話が途切れることのない90分でした。

ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました!

みなさんの紹介本&コメント

Mさん 恩田陸「蜜蜂と遠雷」

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ピアノコンクールに出場する主人公とライバル3人の人間模様を描いた作品。4人それぞれの個性が読んでいて楽しい青春小説でありながら、文章だけでどんな演奏なのか伝わってくる音楽の描写が味わい深い。スピンオフの短編(祝祭と予感)もあわせて一気に読んでしまった。

げんだちょふ
装丁も素敵で気になる一冊。ぜひ読んでみたい!

Yさん 佐藤亮子「3歳までに絶対やるべき幼児教育―頭のいい子に育てる」

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東洋経済新報社
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著者は自身の子どもが全員東大に行ったとのこと。3歳までにどうするべきかがテーマだが、平たく言うと「日本の童謡を歌って絵本を読め」ということだった。自分の子どもとどうやって遊んだらいいのかよくわからないと思っていたので「これでいいのか~」とほっとできた。

げんだちょふ
わたしも絵本は好きなので、子どもにたくさん読んであげようと思いました!

Yさん 中村 哲「アフガニスタンの診療所から」

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筑摩書房
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2019年にアフガニスタンでの銃撃事件で亡くなられた中村医師の著書。一度絶版になっていたが2019年に復活した。もともと日本で医者として働いていた著者がアフガニスタンに渡った経緯や、アフガニスタンでの当時の医療の現状などが書かれている。

げんだちょふ
いつもドキュメンタリーなど、げんだちょふが読まないであろう本を紹介してくれるYさん。勉強になります。

Mさん 二宮孝嗣「美しい花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」

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春夏秋冬の季節ごとの花、その花の花言葉・由来・開花時期を知ることができる図鑑。サイズもあまり大きくなくて持ち歩きやすいのが良い。散歩の途中で花を見つけてもそれらの名前を知らないのが寂しいと思って購入した。

げんだちょふ
植物の名前を知っている人って素敵ですよね。

Dさん Jonathan Hull「Losing Julia」

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Dancing Muse Press
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主人公は第一次世界大戦時に兵士だった退役軍人。彼の愛と死の経験を、3つの時代のストーリーを行き来しながら描く。人間の心を細かく描写しており、見栄や常識(外圧)でごまかされたものではない、きれいな感情が伝わってきてよかった。

げんだちょふ
この本をきっかけに戦争に対する考え方を参加者でお互いにシェアすることができました。

次回開催案内

女性対象の無料オンライン読書会「ゆる読書会」はさまざまな時間帯で開催しています。開催予定はこちらの記事で。

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これまでの開催報告もどうぞ。