【ゆる読書会】個別読書会はじめました

完全無料で行ってきたゆる読書会ですが、新たに有料サービスを始めることにしました。個別読書会です。

ご都合の良い日程で、1人でもグループでもご利用いただけます。

「今まで無料でやっていたのに今更なんで?」と思う方もいらっしゃるかと思います。この記事ではげんだちょふ@ゆる読書会主宰が、 個別読書会を始めたワケ、そしてそれを有料にしたワケを書きます。

有料サービスを始めた理由

ゆる読書会をもっといろんな人に使ってほしい

この記事を書いているのは2022年の2月。無料のオンライン読書会を始めて3年になりました。

この3年、ちょっと心苦しく感じていたことがありました。それは読書会の開催時間のことです。

ゆる読書会にはいろんな国にお住まいの方に参加してほしいと思っています。それは、わたしがロシアにいたときにオンラインでの交流会や読書会に助けられたからです。

これまでは日本の方とヨーロッパの方が比較的集まりやすい、日本の夜の時間帯(だいたい21時ごろ)を中心に開催していました。しかし、時差がある以上、オンラインだとしてもどんな国からでも参加できるということはありません。(中にはすっごい早朝やすっごい真夜中に目をしばしばさせながら参加してくださる方もいて、そのガッツにびっくりすることもありました。)

また、3年続けていく中で、「これまで参加できていたけど仕事が忙しくなってなかなか参加できなくなった」という声もちらほら出てきました。時が流れれば環境が変わる。それは致し方ないのですが、なんとか今後も参加いただける方法がないかと考えていました。

そこで考えたのが、わたしの時間さえ大丈夫であれば開催できる個別読書会です。その方のご都合に合わせることができるので、これまでよりさらにたくさんの方に参加いただけると思いました。

稼げる人は稼いで社会に還元すべき

そしてもう1つ、この個別読書会を有料とさせていただいた理由もお話ししますね。

もともとは「なんでも安いほうがいい、言ってしまえばタダがいい」っていうのが当然の感覚として自分の中にありました。でも、最近になって「稼げる人はお金を稼ぐべきだ」と考えるようになったんです。

働きたくても働けない人もいる

自分の置かれた環境のせいで、働くことができない人が世の中にはいます。 心身に何らかの障がいがあって働けなかったり、働く意思はあるのに子どもを保育園に預けられないママだったり。わたしがやっていた駐在妻の中にも、働きたくてもビザの関係で働けない人という人が少なからずいます。働きたくても働けない人は世の中にたくさんいるのです。

また、生まれ持った資質として、商売が得意な人もいれば、今の日本社会での労働には向いてないという人もいます。

そして、それらの環境や個人の能力は、生まれた環境である程度決まってしまいます。どの時代のどの国に生まれたのか、どんな親のもとに生まれたのか、どんな人と出会ったのか。もちろん自分で変えられることもありますが、ベースとしての環境と能力というのはその人の人生と切っても切り離せない関係にあります。

働いたお金は必要なところに流れていく

一方、働ける人たちが稼いだお金は、もちろん個人の資産にもなるのですが、税金という仕組みがあるので必ず一部が国や地方に流れていきます。それらが公園になったり道路になったり図書館になったりします。ひとり親家庭のお金になったりもします。

ちょっと脱線しますが、ヨーロッパの国々へ旅行した時、道路にその国や街の財政状況が反映されているって思いました。財政厳しいところは道路汚いです。私の住んでいたロシアも、モスクワはピッカピカだったけど、ちょっと外れた街に行くと雨の日は歩くのが大変なぐらいでした。

話を戻すと、稼ぐ人が多ければ多いほど、働きたくても働けない人のところに流れていくお金が増えるのです。(税金の使い道の問題はもちろんありますけど・・・そこは選挙でしっかり意思表示するしかないかな。)

また、寄付という形でも流れていくこともあります。日本国内だけでも、いろんな非営利団体や福祉団体が寄付を募っています。

大金持ちの方が多額の寄付をしてニュースになったりもしますね。それを揶揄する人もいますが、お金持ちの人って本気で「こうなったのは自分の力だけではない」って感じていて、本気で「これを社会に還元したい」って考えている人もいるって、げんだちょふは思ってます。

だから、稼げる人は稼いで、社会に還元していこう、私もその流れの中の1人になろうって思ったんです。この読書会で得た収益も、一部を本に関係のあるボランティア事業(ブックサンタなど)に寄付する予定です。(2022年3月の読書会で得た収益は全額在日ウクライナ大使館に寄付させてもらう予定です。)

オンライン読書会「ゆる読書会」サービスよろしくね

ここまで読んで「おもしろい考え方するなぁ〜」と思ってくださった方、ぜひゆる読書会に一度遊びにきてください。

いきなり有料はちょっと・・・という方は無料のオンライン読書会もありますのでぜひそちらに一度ご参加ください。

げんだちょふ
あなたに読書会でお会いできるのを楽しみにしています。

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